今週は１１９番通報、言葉の宝物、姫路城、佐渡金山と甲州人、法・・・その他
１１９番通報は、火災や急な病気、ケガなどの救急のときにかける電話番号です。もし、火災現場やケガ人、急病人、事故現場を見つけた際は、迷わずに１１９番に通報してください1。
緊急性の高い症状がある場合は、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。具体的な症状や緊急度の目安を知りたい場合は、以下のポイントを参考にしてください。
救急車が必要なのはどんなとき？
- 突然の重い病気やひどいケガなど、緊急性が高いときは、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
- 緊急度の高い症状を紹介しますので、このような症状があった場合は迷わずに「１１９」番通報して救急車を要請してください。
- 例えば、突然の激しい頭痛、体の半分が動かなくなる、締め付けられる胸の痛み、吹き出る出血などが該当します2。
「１１９番」で救急車を要請するときのポイントは？
- 一刻を争う状況では、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です。
- 「１１９」番に電話をしたら、「救急」であることを伝え、住所、症状などを伝えましょう。
- 救急車が来てほしい場所（住所）を伝えてください。救急車は、住所が分かった時点で出動します。
- 必要に応じて、通報内容から通信指令員が救急車の到着前に応急手当の必要があると判断したときは、適切な応急手当の方法を指導します。
- 救急車が到着するまでの間は、落ち着いて対応しましょう3。
救急搬送の現状はどうなっているの？
- 令和4年（2022年）中の救急自動車による救急出動件数は約723万件、搬送人員は約622万人で、ともに過去最多です。
- 救急需要の増加傾向は続くと見込まれています。
- 救急車を適切に利用するため、私たち一人ひとりが救急車の適正利用について考えてみましょう3。
注意： 救急車は限りある資源です。緊急の場合には迷わず要請しましょうが、症状が軽い場合は適切な対応を心掛けましょう。4
言葉の宝物
「アンの青春」は、L・M・モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズの第2巻です。この物語は、美しいプリンス・エドワード島で成長する少女アンの青春と希望に満ちた日々を描いています。アンは16歳で教師になり、ギルバートとアヴォンリー村の改善協会を設立し、夢に向かって誠実に生きています。新しい友人ミス・ラヴェンダーの恋と結婚、親友ダイアナの婚約、そしてアン自身の新たな旅立ちも物語に登場します。1 アンが語る幸せな生き方は、「一番幸せで心楽しい暮らしとは、華やかなこと、驚くようなこと、胸ときめくようなことが起きる日々ではなく、さりげない小さな喜びをもたらす一日が、今日、明日としずかに続いていくことなのね、まるで小さな真珠が、一つ、また一つと、糸からすべり出て行くように」とあります2。この考え方は、日々の些細な幸せを大切にし、穏やかに過ごすことの大切さを示しています。3
姫路城の白さの秘密は、主に以下の3つの要素にあります。
1. 白漆喰総塗籠造（しろしっくいそうぬりごめづくり）
姫路城の特徴である真っ白な外観は、白漆喰総塗籠造という建築方法によるものです。これは、外壁だけでなく、屋根瓦の目地や窓枠に至るまで、全て白漆喰で塗り込めた技法です。
白漆喰は、石灰岩を焼いて粉末にしたものに、海藻類の繊維を混ぜた天然素材です。優れた耐火性と防腐性を持ち、白く美しい外観を保つことができます。
2. 瓦の継ぎ目処理
姫路城の屋根瓦は、平瓦と丸瓦を組み合わせた播磨瓦と呼ばれる工法で作られています。この瓦の継ぎ目には、屋根目地漆喰と呼ばれる白い漆喰が厚く塗り込まれています。
この漆喰が、下から見上げた際に瓦の茶色い部分を隠し、まるで全体が白いように見せる効果を生み出しています。
3. 石灰岩の成分
白漆喰の主成分である石灰岩は、姫路周辺の山々で産出される良質なものでした。この石灰岩には、白さを増す効果のある成分が含まれていたことが分かっています。
これらの要素が重なり、姫路城は見る角度によって様々な表情を見せる、独特の白さを生み出しているのです。
その他
- 漆喰は、定期的な塗り替えが必要となります。姫路城では、古くから受け継がれてきた伝統技法を用いて、白漆喰の塗り替えが行われています。
- 白漆喰は、日光や雨水によって徐々に劣化していきます。そのため、姫路城では日々の管理・修復作業が欠かせません。
このように、姫路城の白さは、単なる偶然ではなく、長い歴史の中で培われてきた技術と努力の賜物と言えるでしょう。
佐渡金山と鎮目惟明
鎮目惟明は、江戸時代前期の武将・旗本で、佐渡奉行として佐渡金山の再興に大きく貢献した人物です。
惟明は、甲斐武田氏に仕えたのち、徳川家康に仕え、関ヶ原の戦いでは真田攻めで活躍しました。戦後、佐渡奉行に任命され、佐渡金山の経営改革に取り組みました。
惟明の行った改革は、以下の通りです。
- 公直山の設置：金山・銀山の山主の経営する「自分山」からの公納の定率化をはかり、山主の経営を安定させた。
- 米の廉売：米を市価の二割安で全町民に安く提供した。
- 佐渡産金銀の独占販売：貨幣流通の円滑化及び銀の島外流出を防ぐため、佐渡でしか通用しない極印銀や小判を造るなどした。
- 間歩の再開：江戸時代初期に閉山されていた間歩を再開した。
- 技術革新：坑内での排水作業の効率化や、鉱石の選鉱技術の改良などを行った。
惟明の改革により、佐渡金山の生産量は大幅に増加し、幕府の財政を支える重要な柱となりました。惟明は佐渡金山史上最も名奉行の一人として評価されています。
惟明の業績は、佐渡金山の歴史だけでなく、日本の鉱山業の歴史にも大きな影響を与えました。
佐渡金山と鎮目惟明に関する情報は以下の通りです。
- 鎮目惟明：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%AE%E7%9B%AE%E6%83%9F%E6%98%8E
- 佐渡金山：https://www.sado-goldmine.jp/
- 佐渡市：https://www.city.sado.niigata.jp/
佐渡金山や鎮目惟明について、他に知りたいことがあれば、遠慮なく聞いてください。
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